3月7日のソシャゲニュースピックアップ「ウマ娘、マンスリーマッチ修正」

/更新:2024年3月7日/

2024年3月7日、目立ったソシャゲニュースは「ウマ娘、マンスリーマッチ修正」だ(ウマ娘ニュースまとめはこちら)。

ウマ娘、マンスリーマッチ修正

今ちょうど3周年アニバーサリー中のウマ娘は、これまたこの3周年からの新しい対戦イベントとして「マンスリーマッチ(β版)」というのを開始している。

マンスリーマッチがこれまでのウマ娘の対人イベントと大きく異なる点は、名前の通り1か月という長いスパンでレートを競う対人戦であることと、各ユーザーがそれぞれ1体のみのキャラを出場させる点となっている。

これまでのウマ娘の対人イベントとしては初期からあるチャンミ(チャンピオンズミーティング)とLOH(リーグオブヒーローズ)があるが、これらは各ユーザーが3体のキャラを用意して1週間程度の短いスパンで勝負をつけるイベントだったので、マンスリーマッチは大きく毛色を変えてきた形となっている。

手軽(1体だけでOK)に長く、という路線だ。

またこれまで、初回イベントだったとしても「β版」とわざわざ付けていなかったのに対し、今回のマンスリーマッチに関しては弱腰なのか、最初から「β版」と言い訳して始まった格好。運営としてはLOHが失敗だったと感じているのか、続く新対人イベントであるマンスリーマッチには特に慎重なのかもしれない。

さて、そんな慎重にスタートしたマンスリーマッチだが、始まって4日ですでに修正の案内がおしらせされた。

今回のマンスリーマッチの修正内容は「より実力の近い相手とマッチするように変更する」というもの。

つまり今回の修正から察するに「同レート帯であっても強すぎる相手と当たってしまいどうやっても勝てない」という苦情が多かったのだろうと思う。

ただ筆者としてはこれはあまりよくない修正だと感じる。

そもそもレートでマッチングしているのだからそのうち強いユーザーは上に、弱いユーザーは下にレートが移行することになり、そうなってからがレート戦の開始、だと思うからだ。

今はマンスリーマッチ初回なため、古参ユーザーもそれこそ3周年でウマ娘を始めた新規ユーザーも同レート帯からスタートしてしまっているため、同じレートでも強さがピンキリ、という現象が起こっているが、これはある意味仕方がない。ここからレートによるすみわけが進めばおのずとゲーム環境は正常化されるはず。

運営としてもそれを想定していたのだろうが、予想以上に苦情が多い、もしくは、マンスリーマッチを継続してプレイしているユーザーが想定よりも少なすぎたためテコ入れを余儀なくされたのだろう。

できればマッチングはガチのままにしておいてほしい。同じレートでも弱い人とだけ当たって上がってきた人と、猛者とばかりレースをして上がってきた人がいるというのは、不自然だし、感覚的にモヤモヤする。

やるとすれば、ゲーム開始半年未満の新規ユーザーだけの限定マッチなどを導入してほしいところだ。

少なくとも個人的にはマンスリーマッチの対戦コンセプトである「気軽に長く」というのはけっこう魅力のあるものだと思っていたので、改悪はせずにブラッシュアップを続けていってもらいたい。そのためのβ版表記なのだから。

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